メインコンテンツへスキップ

当院について

MRI

2017年1月よりSIMENS社製1.5T-超電導型MRI装置『MAGNETOM ESSENZA』を導入しました。以前のオープン型装置(0.3T)に比べ画質が大幅に向上し検査時間の短縮を実現します。

MRI : Magnetic Resonance Imagingは核磁気共鳴画像といい、強い磁力と電磁波を利用して体内の水素原子の分布を画像化する検査です。レントゲン検査やCT検査が苦手とする軟部組織を明瞭に描出することが可能なため、脳をはじめ脊髄、膝、肩など各関節の病変を明瞭に抽出します。

注意事項

MRI(1.5T)装置導入に伴い、患者様の体内外金属チェックを強化しております。事前に問診票と検査同意書にサインをお願いしています。なお、体内に埋め込まれた金属や精密機器などは場合によっては検査ができない可能性があります。検査に関するご質問は担当医または放射線科にご相談ください。

*条件付きMRI対応型ペースメーカを装着されている患者様からの問い合わせが増えておりますが、当院では施設基準を満たしていない為、検査を行うことが出来ませんので御了承下さい。

DXA

当院の骨密度測定装置は世界最先端の米国ホロジック社製のHorizon(2019年5月導入)で脊椎や大腿骨などの骨密度をより正確に測定できる大変精度の高い装置です。骨粗鬆症の診断と薬剤による治療効果、将来の骨折リスクを正確に判断できます。また、サルコペニアの診断・治療に欠かせない筋肉量の測定も可能です。

TBS(海綿骨微細構造指標)

当院では、道内で初めて骨微細構造を評価するTBS:Trabecular bone scoreを導入し骨粗鬆症の臨床診断に役立てています。TBSは腰椎骨密度測定画像における各画素の濃度変動を表すテクスチャー指標で、骨強度の決定要因の一つである海綿骨微細構造の簡便な評価法として期待されているものです。骨強度は骨密度と骨質によって説明されますが、これまで骨密度が高い方に起きる脆弱性骨折の評価は難しいものでした。今後はTBSを組み合わせることで骨密度と骨質の両方から評価することが可能となり、より正確な骨粗鬆症診断を提供します。

超音波画像診断装置(FC1)

2017年1月より、当院に最新の超音波画像診断装置が導入されました。近年の超音波画像診断は画像のデジタル化により画質が向上し整形分野でも特に注目を集めています。この度導入した超音波画像診断装置は医療用画像診断装置で豊富な実績を誇る富士フィルム社製を導入しました。今までレントゲンではわからなかったじん帯や軟骨などの疾患の抽出に期待を寄せています。その他、手術をひかえた心臓に持病をお持ちの方に対して心臓の超音波検査を行うこともあります。X線検査、CT、MRIに続く第4の画像診断として患者様の診療に貢献できればと思っております。

C-Arm

2016年8月より、手術室に最新式のフラットディテクター型ミニC-Arm OrthoScan FD(GADELIUS社製)を道内で初導入しました。この装置は従来型よりも鮮明(高解像度・低ハレーション・低ノイズ)なX線透視画像を得ることができます。また、可動域が大幅に改善され様々な方向からの透視が可能となり、精度の高い整形外科手術に貢献します。当院ではI.I型C-Armを併列し2台体制で手術を行っております。

圧力波療法治療器(フィジオショックマスター)

本機器を用いて圧力波と呼ばれる衝撃を加えることで腱鞘炎などの炎症を治療します。

主な効果としては疼痛の緩和血液循環の改善筋緊張の緩和などが挙げられます。

対象疾患例

  • 五十肩(癒着性関節包炎)
  • 上腕骨外側上顆炎
  • 足底腱膜炎
  • 膝蓋腱炎
  • アキレス腱炎 など

フィジオ ショックマスター|酒井医療株式会社

中周波治療器(ES-360)

2013年5月より、当院のリハビリテーション科では従来の電気療法とは別に中周波治療器を用いた電気療法を開始いたしました。小型で持ち運びが可能なため場所を選ばずに実施することが可能です。