当院のリハビリテーション部は、急性期病棟から地域包括ケア病棟、回復期病棟において、日・祝、お盆、正月を含めた365日リハビリを実施しております。
現在リハビリテーション部は理学療法士22名、作業療法士3名、柔道整復師1名、診療助手1名のスタッフで構成されております。
リハビリテーション室や急性期でのベッドサイド、回復期での病棟や屋外といった目的に合わせてそれぞれの場所でリハビリテーションを実施しております。
回復期病棟では、病棟でのリハビリも積極的に行っており、より実生活に結びつくような日常生活動作訓練にも取り組んでおります。
身体機能障害が残念ながら残存された場合においても、社会復帰・復職を目指して、医師・看護師・医療ソーシャルワーカーと共に連携し、チームアプローチを行っております。
近年、新型コロナウイルスが流行し、リハビリテーションは特に接触時間も長いため感染対策に気を使っております。医療スタッフと患者様の検温、医療スタッフはフェイスシールドの着用、使用する治療機器やベッドなどは使用毎に消毒を実施しております。37℃以上の発熱がある場合は一度医師の診察を受けていただき、その日にリハビリテーションが行えない場合がありますのでご了承ください。
専門的リハビリテーション
当院のリハビリテーション部ではより整形外科の専門性に特化したリハビリテーションを提供出来るよう日々励んでおります。
現在下記の資格を有するセラピストが在籍しております。
- 運動器専門理学療法士※1:1名
- 運動器認定理学療法士※2:4名
- OMPT(IFOMPT)※3:3名
- 骨粗鬆症マネージャー※4:1名
- 回復期病棟セラピストマネージャー※5:1名
- 国際シュロス法認定セラピスト(ISST)※6:1名
- 国際エロンゲーショントレーニング指導者※7:2名
- フットケアトレーナー(FCT)Aライセンス※8:1名
- SUPERfeet TECH4※9:1名
※1・2:専門理学療法士及び認定理学療法士jは日本理学療法士協会が認定する資格で、理学療法の学問的発展及び専門性向上に寄与することを目的としています。協会が指定する一定の基準を満たし、認定試験に合格することで取得できます。
※3:OMPTは国際整形徒手理学療法士連盟が定める、神経・筋・骨格系疾患分野の特定のプログラムを受け、認定試験に合格することで取得できます。
※4:骨粗鬆症マネージャーは日本骨粗鬆症学会認定で、骨粗鬆症に関する知識を有する専門スタッフとしての認定資格です。学会が指定する講演会を終了し、試験に合格することで取得できます。
※5:回復期セラピストマネージャーは一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会が認定する資格で、回復期病棟における職種連携と病棟運営に寄与することを目的としたものです。3週間の講習会を受け、試験に合格することで取得できます。
※6:国際シュロス法認認定セラピストは国際シュロス法講習会認定の資格です。側弯症など脊柱彎曲異常に対して評価と修正を促す治療を実施できる理学療法士に与えられる資格です。認定試験に合格することで取得できます。
※7:国際エロンゲーショントレーニング指導者は国際エロンゲーショントレーニング協会が認定する資格です。体を伸ばす動作を利用し、体幹と手足を同時にトレーニングすることで柔軟性と筋力、バランス能力を高め、健康な体作りをサポートすることができます。
※8:FCTはNPOオーソティックスソサエティーの認定資格です。足の機能や靴及びインソールに関すること、下肢や足のトラブルに対応し、広く社会へ寄与することができる人材育成を目的としており、ライセンス認定試験に合格した者が取得できます。
※9:SUPERfeet TECH4はアメリカ足病医学バイオメカニクス理論に基づいた、足の知識に関する講習やカスタムインソール作成技術を学び、株式会社インパクトトレーディングが主催する試験に合格した者が取得できます。
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リハビリ直通電話:011-881-3282
※初診の方は診察が必要となります。
選定療養のリハビリテーションについて
厚生労働省の取り決めにより、リハビリテーションの算定開始日から150日を超えて、1か月に13単位以上リハビリテーションを実施される患者様については、13単位目以降のリハビリテーションの費用は選定療養(自費)扱いになります。この場合の費用は健康保険を使用することができませんので、全額が患者様の自己負担となります。選定療養のリハビリテーションにかかる料金は下記の通りとなります。
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)1単位(20分)につき 1,700円